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イメージを大いに広げて。写真で音楽を表現してみよう。
<アートフィルターの楽しみ方 (3)>

どんなシーンにも、音楽が感じられる。

ある風景に出会ったとき、頭のなかに音楽が流れることがありますよね。ちょっと薄暗い路地裏を歩けば渋いブルースが。ウキウキした気分のショッピングモールではリズミカルなポップスが。提灯がさがっているような居酒屋ではこぶしのきいた演歌が。シーンのなかに音楽を感じたら、そこでシャッターを切ってみる。撮った写真から音楽が聞こえてきたら、それはそれで楽しいもの。音楽と写真のいい関係がイメージを大きく広げてくれます。

ジャズの代名詞となった写真。

その昔、まだレコード盤があった頃、レコードジャケットにはアーティスティックなものがたくさんありました。なかでも有名だったのは「ブルーノート」というジャズのレーベルから出されていたもの。大胆なタイポグラフィをあしらったデザインはグルービーで洒落ていたけれど、それよりもモダンジャズの気分を表現していたのは、そこにあった写真。フランシス・ウルフという写真家によるモノクロ、あるいは青いフィルターをかけて撮られたクールな写真は、見ているだけでジャズのリズムを感じるよう。まさに、音楽が聞こえてきそうな写真の代表例でした。

その音楽には、どんなイメージがあるか。

あなたはどんな音楽が好きですか?その音楽をテーマにした写真を撮りませんか?なにも難しく考えることはありません。大切なのはイメージを模索することです。例えばボサノバ。ブラジルの陽気な気分のなかにメランコリックな気配が漂っている。そしてちょっとロマンチック。そんなイメージを身近に探してみる。夕方の公園なんかいいかもしれません。夕日に染まる風景のなか、芝生の上でくつろぐ人々と長く伸びる影。ゆったりとしながらも、どこか寂しげな写真は、ボサノバのイメージに合うかも。

PENのアートフィルターで、音楽を撮る。

音楽が聞こえてきそうな写真を撮る。そのときに役立つのがPENのアートフィルターです。今回は音楽のジャンル別に、いくつかのアートフィルターをご紹介しましょう。
まずはジャズ。おすすめは「ジェントルセピア」。クールで都会的な大人の雰囲気を演出してくれるこのアートフィルターは、ジャズのビートにぴったり。バラッドな雰囲気が欲しいなら「ファンタジックフォーカス」。柔らかいトーンで優しい空気感を表現。美しく幻想的な雰囲気は、物憂げなバラッドが聞こえてきそう。アコースティックな音楽を表現したいなら「ライトトーン」。暗部を明るくして、上手なライティングを施したような柔らかいイメージは、素朴な魅力にあふれています。クラシック、なかでも組曲のような広がりのある展開を思わせるのが「ドラマチックトーン」。局所的なコントラストを変化させながらつくり出される明暗が、実際の風景をフィクションの世界のように仕上げ、劇的な効果が生まれます。
いろんなアートフィルターを使って、音楽を表現する。そんな創造的な遊びができるのもPENの楽しさのひとつ。クリエイティブフォトの世界は、あなたのアイデアでどこまでも広がっていきます。

ジェントルセピア

ファンタジックフォーカス

ライトトーン

ドラマチックトーン

※搭載されているアートフィルターは、機種によって異なります。
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稀代のヒットメーカー、小山薫堂さん。多彩な活動の根底にある想いと、カメラとの思い出を語る。

第三回「クリエイティブフォト・コンテスト」の審査委員長をつとめていただくのは、放送作家の小山薫堂さん。テレビ番組の企画をはじめ、小説や映画の脚本の執筆など、クリエイティブの現場で幅広く活躍されている小山さんの原点は、一体何なのか。またカメラと小山さんとの意外な接点もじっくり聞かせていただきました。

常に誰かを喜ばせたい。それが小山流クリエイティブ。

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「子どもの頃、『お誕生会』ってやりましたよね。僕はそれを企画するのが大好きだったんですよ。自分の誕生会なら、どんな食べ物を出して、どんなジュースを飲むとか。友達のなら、どんなプレゼントを用意して、どのタイミングで渡すとか。人を喜ばせることを考えるのが、とにかく好きでしたね」

今回のコンテストのテーマは「プレゼント〜誰かを幸せにする種、見ぃつけた!〜」。小山さんが子どもの頃からずっと大切にしている想いを、そのままテーマにしていただいた形です。

2009年4月からは、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科の学科長に就任。「先生と生徒」ではなく「師匠と弟子」のスタンスで、人を幸せにすることを考える楽しさを伝えています。

カメラは、子どもの頃から慣れ親しんできた道具。

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おじいさんが大のカメラ好きだったという小山さん。そのコレクションの一部を拝借して、当時流行していたスーパーカーの写真を撮って楽しんでいたそうです。高校時代の寮の友達をモノクロフィルムに納めた貴重なアルバムも見せていただきました。

「カメラは日常を記録するために、そして忘れたくない思い出を記憶するためにも欠かせない道具。実はいま、プライベートでもPEN(E-P2)を愛用してるんですよ。やっぱり気軽に持ち歩ける携帯性とアートフィルターは魅力的。一番よく使うのは『ライトトーン』かな。『ジオラマ』もさすがに面白いし、時間帯によっては『ポップアート』で撮るのもいい」

ご自身とカメラとの関わりを語る小山さんは、実に楽しそうなご様子。最後に、コンテストに応募される方へメッセージをいただきました。

「僕や、他の大勢の人に見てもらおうなんて考えないでください。誰か一人のことを思って撮った写真を見せて欲しい。その人だけを喜ばせようと思って撮った写真を。その想いは、必ず連鎖するはずですから」

コンテストに応募したあとホームページをその人に見てもらい、それ自体をサプライズ・プレゼントにしたら?という素敵なアイデアも披露してくれた小山さん。どこまでも相手のことを思いやる気持ちが、今回のコンテストをより楽しむカギになるのかもしれません。

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ドラマ性のある写真は、見る人の心を動かす。
短編小説になるような一瞬を、切り取ってみよう。
<アートフィルターの楽しみ方 (2)>

一枚の写真が、ひとつの人生を想起させることがある。

シャッターを切る、一瞬を切り取る。写真に写っているのは、時間が静止した世界。だけど魅力ある写真は、そこに物語を読み取ることができます。
例えば、おばあさんのポートレートがあったとします。穏和で優しげな表情とともに、顔に深く刻まれたシワがあり、目は遠くを見つめている。
そんな写真を見たとき、多くの人はそこにおばあさんの人生を想う。そうして写真はドラマ性をもち、時間の流れが生まれるのです。

ずっと眺めていたい写真に、あなたが見ているものは。

もちろんポートレートだけではなく、風景を写した写真にドラマを見つけることもあります。
あなたの好きな写真を一枚、思い浮かべてみてください。著名な写真家の作品でも、友だちや自分が撮ったものでもかまいません。いつまでも眺めていたくなるような写真。もしかしたら、あなたはそこに自分なりのドラマを見ているのではないでしょうか。

優れた表現には、必ずストーリーがある。

17世紀を代表するオランダの画家に、レンブラントがいます。光を効果的に用いながら、深い影を描き出すことで、一枚の絵のなかに豊かなストーリーを盛り込む画家。ドラマを生む彼独特の光は「レンブラント光線」と呼ばれています。
「レンブラント光線」とは、太陽が隠れた雲の切れ目から光の筋が降り注いでいるような状況をいいます。神々しさを感じるこの光は、風景をドラマチックに演出するということで、多くの写真家たちに好まれています。

小説家のなかには自分で写真を撮る、あるいは写真家とコラボレーションする人が多くいます。小説という、文字でつくられた世界をビジュアルで広げる。そのときの一枚の写真には、何百という文字数に匹敵するストーリーが込められているのかも知れません。

PENのアートフィルターが、ドラマを生む。

あるストーリーを思いついたら、それを写真に表現してみる。そんな撮影に挑戦してみるのも楽しいかも知れません。そのときの演出として、PENのアートフィルターを使うのもおすすめです。ここではそのいくつかをご紹介しましょう。ひとつめは「ジオラマ」。全体がミニチュアのような雰囲気になります。最近では小説の装丁にも使われている手法です。箱庭のような空間が、逆に流れゆく時間を想起させます。ふたつめは「デイドリーム」。画面全体に柔らかな光をまとった、印象深い写真になる。デイドリームとは白昼夢のこと。その名前のとおり、ちょっと幻想的なストーリーが浮かんできそうです。そしてもうひとつが「トイフォト」。懐かしい雰囲気と少しばかり色褪せたような質感が、人の温もりを感じさせてくれます。
テーマとストーリーがあって撮られた一枚の写真は想像力を刺激してくれる。そうしてその写真は印象深いものになっていく。見る人の心を動かすようなドラマのある写真を狙う。それもクリエイティブフォトの楽しみのひとつです。

ディドリーム

ジオラマ

トイフォト

※搭載されているアートフィルターは、機種によって異なります。
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